【第1・2戦】2025年AUTOBACS全日本カート選手権EV部門

今シーズンも全日本カート選手権EV部門へ参戦。チーム初の若手男性ドライバー寺島、豊島による熱戦!

【開催日】2025年5月25日(日)

 開催地は、東京都港区お台場にある「シティサーキット東京ベイ」。今シーズンは全戦、この会場にて実施される予定です。
シーズン序盤ということもあり、両選手はまずは車両への理解を深めるところからスタートし、これからの成長に期待がかかります。

 前日の土曜日には1人あたり15分×3回の練習走行が行われ、各ドライバーがカートの状態を確認しながら、メカニックと綿密にコミュニケーションを取り、EVカートへの習熟とセッティングに取り組みました。

【第1戦】
当日は早朝の雨によりウェット路面で始まりましたが、セッションが始まる頃には乾き始め、全セッションでスリックタイヤが使用されました。EVカート専用のテクニカルなコースで行われたタイムトライアルでは、寺島選手が2位、豊島選手が7位と健闘。特に寺島選手のタイムには、会場から驚きの声も上がりました。

決勝のグループ分けでは、6位以内がAグループ、それ以降がBグループに振り分けられます。第1戦では、豊島選手がBグループ、寺島選手がAグループで出走。豊島選手はスタート直後にやや出遅れるも、中盤にポジションを取り戻し、安定した走りで8位でフィニッシュ。一方、寺島選手は好スタートを切るも、序盤にやや焦りが見られ、最終的には4位(18pt)でレースを終えました。

決戦前のグリッドウォークで笑顔を見せる2人
左:豊島選手、右:寺島選手

【第2戦】
第1戦終了からわずか30分後、第2戦のタイムトライアルがスタート。すっかり乾いた路面で、選手たちには新たな対応が求められました。豊島選手は冷静な走りでわずかな差を制し、見事6位に入りAグループ進出を決定。寺島選手は惜しくも0.7秒差で7位となりBグループに出場することとなりました。

決勝前にはグリッドウォークや撮影も行われ、選手たちの緊張感も高まる中、それぞれのレースがスタート。第1戦よりも悔しい結果に落ち込む様子も見せた寺島選手でしたが、Bグループの決勝では気持ちを切り替え、果敢なオーバーテイクを重ねてトップを守り切る見事な走りを見せました。

Aグループでの出走となった豊島選手は、監督のアドバイスを受けながら本番に挑み、接戦の末、6位(15pt)でレースを終えました。

【レース結果】———————————————————–

T2 × HIGHSPEED Étoile Racing チームのEVカート
アニメ『HIGHSPEED Étoile』のキャラクター”キング”をモチーフとしたデザイン
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